1日遅れのふたご座流星群
12月12日に行われた忘年会の挨拶で「12月14日 日曜日夜、もし晴れたら空を見上げてください。ふたご座流星群のたくさんの流星が見られるはずです。」という天文情報で締めくくった(挨拶は苦手だ!)。当日、西高東低の典型的冬型の気圧配置のため、太平洋側は晴れ、旭川は曇った。
12月15日月曜日は晴れた。少しモヤがかかっていてあまり良い状態ではないが、晴れてはいる。忘年会で500人以上の職員の前で言った手前、何としてもふたご座流星群を見ておきたい。夕食後、旭川空港付近の観測地に向かった。1日遅れのふたご座流星群は見られるだろうか。
午後7:35現地に着いた。この時間帯はまだ空港の明かりで空が少し明るい。EOS 5D Mark III+Sigma 20mm EXDGを三脚にセットした。ファインダーをふたご座に向けた。ISO 1250, F3.2, 1秒のインターバルで30秒露出の自動撮影を開始した。寒い、風が滅茶苦茶冷たい。外で見たり、車に入って暖まったりした。
数は多くないが、予定通りふたご座流星群の流星が流れた。計210枚撮影したところで終了とした。肉眼的には7個の流星を見たが、うち4個が写っていた。いずれも、輻射点であるふたご座(Gemini)のα星カストル(Castor)の方向から流星がでている。
●ふたご座流星群:流星1 2014/12/15 19:52
Auriga ぎょしゃ座、Gemini ふたご座
●ふたご座流星群:流星2 2014/12/15 20:28
Auriga ぎょしゃ座、Gemini ふたご座
●ふたご座流星群:流星3 2014/12/15 20:16
Gemini ふたご座、Cancer かに座
●ふたご座流星群:流星4 2014/12/15 21:41
Gemini ふたご座、Cancer かに座
20時40分ごろ旭川空港発の飛行機が視野を横切った。3枚の写真に写ったので、この3枚を比較(明)合成した。途切れた部分は1秒のインターバルである。
●オリオン座〜ふたご座〜かに座を横切る飛行機
12月15日月曜日は晴れた。少しモヤがかかっていてあまり良い状態ではないが、晴れてはいる。忘年会で500人以上の職員の前で言った手前、何としてもふたご座流星群を見ておきたい。夕食後、旭川空港付近の観測地に向かった。1日遅れのふたご座流星群は見られるだろうか。
午後7:35現地に着いた。この時間帯はまだ空港の明かりで空が少し明るい。EOS 5D Mark III+Sigma 20mm EXDGを三脚にセットした。ファインダーをふたご座に向けた。ISO 1250, F3.2, 1秒のインターバルで30秒露出の自動撮影を開始した。寒い、風が滅茶苦茶冷たい。外で見たり、車に入って暖まったりした。
数は多くないが、予定通りふたご座流星群の流星が流れた。計210枚撮影したところで終了とした。肉眼的には7個の流星を見たが、うち4個が写っていた。いずれも、輻射点であるふたご座(Gemini)のα星カストル(Castor)の方向から流星がでている。
●ふたご座流星群:流星1 2014/12/15 19:52
Auriga ぎょしゃ座、Gemini ふたご座
●ふたご座流星群:流星2 2014/12/15 20:28
Auriga ぎょしゃ座、Gemini ふたご座
●ふたご座流星群:流星3 2014/12/15 20:16
Gemini ふたご座、Cancer かに座
●ふたご座流星群:流星4 2014/12/15 21:41
Gemini ふたご座、Cancer かに座
20時40分ごろ旭川空港発の飛行機が視野を横切った。3枚の写真に写ったので、この3枚を比較(明)合成した。途切れた部分は1秒のインターバルである。
●オリオン座〜ふたご座〜かに座を横切る飛行機
この記事へのコメント
と、興味を持ってみても家の近くじゃ空は真っ白になってしまいそうですが。
北海道の寒さに比べたらこちらの寒さなんか「屁」みたいなものでしょうが・・
冬は空気が澄んでるので綺麗な星空と分かっていても体がついていきません。
覚えていたはずなのにすっかり忘れていて見ることは出来ませんでした><。
自分の所ではこの100分の1も見えないんです^^;
これでは流星は無理ですネ^^;
はい、赤道儀は使っていません。固定撮影です。拡大すると星が少し流れているのですが、通常の拡大だと20mm 30秒では点状に写ります。ただ気合いを入れて撮るときはポタ赤を使います。今回は寒いので日和りました (^ー^)ノ
〉インディさん
空の状態はイマイチだったのですが、追い打ちをかけてNorth Faceでも寒かったので、30秒1秒30秒1秒...の繰り返しオート撮影にしました。ときどき空を見上げて、すぐ暖かい車内に戻ってというのを繰り返してました。これなら寒さに弱くても大丈夫 (^ー^)ノ
〉美美さん
当日は見られなかったのですが、翌日でもそこそこ見られちゃいました ^^; ソラマドのネット中継や、Twitter情報では当日から夜半過ぎまで今回の流星出現数は相当多かったようです。
当方自宅ベランダでは空が明るすぎるのですが、近くの河川敷ならやや写り、旭川空港くらいまで走ると星はよく写ります。この日は条件が悪かったのですが、良いときはもっともっと写るんですよ ^^;
東京でも真冬の澄んだ空気の中なら星が思いほのかよく見える
夜もあります。
北海道は暴風雪が予報されていますね。
車の運転等なさるようでしたらお気をつけて下さい。
あの猛吹雪を鳥達はどうやり過ごすのでしょうか・・・。
今回はこれ以上ISOを上げたり、露出を上げたりすると空がさらに赤くなるくらいの状態でした。明日から大荒れのようです。このような時、スズメは松の木の中でじっとしているので、他の野鳥もそうなのかな?
うらやましいです。
ありがとうございます。写真をみて分かるとおり、少しかぶり気味で赤みががっています。空の状態がイマイチでした。本来の12月14日のピーク時はもっとたくさん出たようです。今気づきましたが、流星1の図説のカストルとポルックスが逆になってました。
ポケットに余市のウィスキーを忍ばせて・・・(^_^;)
耐えた寒さのレベルが違うとは思いますが・・・m(_ _)m
12月14日晴れて良かったですね。北海道でも道東はばっちり晴れたようです。ウェザーニュースのネット中継で帯広畜産大学付近から流星群の様子が中継されました。ここは、余裕があるとき帯広で星を見ている場所でした。上の写真は2倍にトリミングしています。寒いので、広角レンズで広い範囲を自動撮影しておいて、車の中で肉眼観察するのが楽ちんです。